キーボードとカーボーイの話。




どうもかづき(@Kazuki_K09)です。
さてはて、タイトルにある文章で察しがつくあなたは相当なマニアですNE!

キーボードにこだわりのある方は沢山いらっしゃると思います。
有名な製品ですと
FILCOのMajestouch(メカニカル)
東プレのRealforce(静電容量無接点)
そしてPFUのHappy Hacking Keyboard Professional(静電容量無接点)

この最後のPFUのHPトップには開発者の東京大学名誉教授である和田英一氏のこんな言葉が書いてあります。

アメリカ西部のカウボーイたちは、午が死ぬと馬はそこに残していくが、
どんなに砂漠を歩こうとも、鞍は自分で担いで往く。 


馬は消耗品であり、鞍は自分の体に馴染んだインターフェースだからだ。
今やパソコンは消耗品であり、キーボードは大切な、生涯使える
インターフェースであることを忘れてはいけない


かっちょいいですね・・・




てなわけでHHKB買ったよ、Mac配列の安いメンブレンのやつ。

はてさて、そんなこんなで。
自分は今回コレを買いました。




HHKBのLite2のMac配列版(JIS)ですね。
アマゾンで新品を買いましたが、4,163円でした。
で、自分の普段の環境にセットするとこんなかんじです。


非常にコンパクトにまとまります。
いいですね。







やっぱりWindowsのキーボードをMacでリマップして使うより楽でいい。それにHHKBL2FMだと便利な日本語配列でもオプションキーが両側にある。



自分は今まで色々なキーボードを使ってきたのですが
やはり殆どのキーボードがWindows向けなのですね。
リマップは正直あまり好きではないです。
環境によってはなぜか不安定になることもありましたし(結構OSのコアな部分いじるから、って事らしいです。)
ので、今回はMac配列のものを探しました。
なによりいちいちリマップするためにソフト落としてインストールしてリマップしてっていう手間が嫌です僕は。

そしてMacではUSキーボードを選ぶ方が多いかと思います、実際自分も4年間くらいUS配列を使ってきました。
が、US配列だと日本語と英数の切り替えがリマップしない限りcommand+spaceで
切り替えることになるんですが
JIS配列配列だとこれがspaceキーの左側に英数切り替えキー右側にかな切り替えキーが専用キーとして1つづつ存在します。

意外とコレは一般的に些細な差として捉えられるんですが、自分としてはかなり大きな差
USキーボードだとcommand+spaceで切り替えなので
入力切替がトグル操作になるんですね。
なので、確認するにはいちいち視点が動きますし入力切り替えが上手く行かなかった時のストレスが僕は嫌いでした。
コレがJISキーボードだとキーを何回押してもその入力モードにしかなりません。
意外とコレは個人的には大きなメリットでした。

また最近のアップルキーボードのJIS配列はスペースバー起点に左側にしかoptionキーがないのですが
これもまた結構不便で、慣れるしか無いかなぁと思ってたのですがHHKBL2Mなら両側にきちっとoptionキーがあります。





うち心地は?あとUSとJISどっちがいいの?



はい、では打ち心地の件なんですが
実は僕はメカニカルキーボードや静電容量無接点のタッチじゃないと嫌だ!!
って言う訳でもありません。
適度なクリック感と重すぎない荷重なら特に問題はないです。

公式では押下圧は55gなのでメカニカルでいう茶軸と黒軸の中間辺りになりますね。
タッチフィールとしては途中まで適度な重さがあって、一定のストロークを過ぎるとそこからストンと落ちる感じのキータッチです。
個人的には好みな感じですね。

以前タッチが結構好きで使っていた同じくメンブレン方式のiBUFFALOのSAVIRORと比べるとHHKBの方がタッチは好みです。
SAVIORは公式だと荷重が62gとのことなのですが、SAVIORは最初から最後まで抵抗が一緒なので体感的には軽く感じますがちょっと打ちづらさは感じますし
実際の荷重自体も重いので長時間使っていると疲れもHHKBに比べると結構早くでます。

HHKBはクリック感があるので重い、というかしっかりとした打感です。
フィーリング的にはかつてのALPSキースイッチを使っていたアップルキーボードに結構近い感じですね。(もちろんメンブレンなのでメンブレンっぽい感じですよ)
キー荷重も軽すぎず重すぎずで疲れは少ない印象を受けます。


さて、それで上でもちらっと書いたUS配列がいいかJIS配列がいいかという話なんですが
個人的には好きな方使えばいいじゃんって思います。
実際のタイピングや実務においてJISだろうがUSだろうが慣れれば一緒です。
やれ記号配列が綺麗だとか直感的だとかデザインがって話がしょっちゅう出てきますが
そんなものは慣れてしまえばなんだって一緒ですw
むしろUSで慣れた人間がJISを使えば配置を覚えなおしたりで無駄な労力がかかりますし、その逆もまたしかりです。

JISで問題なく使えてるならわざわざ見た目がいいからとUSに変える必要も特にないでしょう。
もちろん見た目優先なんだ!合理的な記号配列に憧れるんだ!というかたは別にJISからUSに乗り換えるのも有りだと思います。
僕はなんだかんだでJISに落ち着きましたがw




さて、このキータッチも好みでMacJIS配列、optionキーも両側にあるこの
Happy Hacking Keyboard Lite2 For Mac
久々にいい入力デバイスに出会えた気がします。

純正のキーボードがストロークが少なすぎて嫌で
でも純正以上の値段がするキーボードは抵抗がある。
画面輝度やミッションコントロール、iTunesの再生ボタンがなくても音量ボタンがアサインされてればいーやって人にはかなりおすすめなキーボードではないかなと思います。



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