絞りやシャッタースピードやISO感度の仕組みについて。

はい、と言うわけで←どうゆうわけだ?
今回は寫眞が好きというブログタイトルにふさわしい(?)
カメラの仕組みについての記事をちょっと書こうかなと思います。
まずは今、iPadで即席でかいたのでキッタナイ絵ですがご覧ください。

字も汚いし本当に申し訳ないんですが説明させてくださいw

絵にかいてあるようにカメラの基本的な概念は蛇口とバケツで大雑把にですが置き換えることができます。
バケツの水が満タンになった状態が適正露出の状態と考えてください。
水を止めた時点で溜まっていた水が少なければ露出アンダー、溢れれば露出オーバーというような考え方で基本的にあっています。

まず絞りですが、蛇口を開くと水量が増すのと同様に絞りも開けば光量が増します。
ただし、水道管の水圧が低ければいくら蛇口をひねっても水はたくさんでてこない様に、撮影環境の光量が少なければいくら絞りを開いても光量は少ないままです。

ではなぜ光量が少ないと困るかといえば、水量が少ないとバケツに水を貯めるのに時間がかかりますよね?
バケツに水を貯めるなら待てばいいのですが、カメラの場合はそうもいきません。
なぜならバケツはカメラだとフィルムやセンサーに置き換えられる部分ですので
光を満杯に貯めるまでに時間がかかるとブレるのです。
表現の一種でぶらすとかありますが、一般的に手振れや被写体ブレは失敗写真になるケースが多いです。

ではどうしたら良いかというと、バケツを小さくしてしまえばいいんですね。
カメラではISO感度の数字を大きくするとバケツが小さくなるのと同じ効果がでます。
そうすれば少ない時間で満杯になりますよね?
ですから光量が少なくて被写体ぶれをしてしまう時にはISO感度をあげるのです。
ただし、バケツに入る水が少なくなる様に、センサーやフィルムに記録される光の情報量も減るんです。
ということは正確な色が出なかったり、ものの細部の描写が甘くなったり、バケツが小さいと水が飛び散る様にノイズが発生しやすくなるなどの弊害もあります


それで、環境光は任意に変えられないものとして、シャッタースピードと絞り値、そしてISO感度は自由に変更できます。
簡単に説明しますと、シャッタースピードは被写体を止めるか、ある程度ブラして動きを出すかで決定すれば良いです。
絞り値はピントの浅さ、もっと簡単にイメージするならば背景をどれだけぼかすかで決定すれば良いです。
ISO感度は結構わかりづらいのですが、切り取りたいイメージでどうしてもシャッタースピードと絞りの値を変えたくない時に適正露出になるように変更すれば良いです、基本的にはあまりISO感度は一度決めた数値から周りの明るさが変わらない限り変えません。
また、ISO感度に関しては基本的にノイズさえ気にならなければオートで大丈夫です

もっとぶっちゃけてしまえば、背景処理をメインに撮影を組み立てるのであればAvモードで撮ればシャッタースピードとISO感度(ISO感度はオートにしていれば)はカメラが勝手にブレが出ないように適正露出になるようにシャッタースピードとISO感度を調整してくれます。
被写体の動きをメインに撮影を組み立てたいのであれば、Tvモードで撮れば絞り値とISO感度はカメラが勝手にやってくれます。

いやいや、シャッタースピードはこのくらいで絞り値はこのくらいで撮るのが1番動きも雰囲気も表現できるんだよっていう決まったシャッタースピードと絞り値がある人はMモードにすればシャッタースピードと絞り値を自分の任意の数値に設定し、ISO感度をオートにしておけば良いと思います。
まぁ・・・あくまでこれは僕の考え方なので参考程度に収めて置いてくださいねw

で、慣れてくるとシャッタースピードと絞り値とISO感度をなんとなくで設定できたりします。
それは何が便利なんだい?というと花火などの真っ暗闇でいきなり光るというよなカメラの測光があまり正確に機能しなかったりする場面で役に立つんです。


例えばこれらの写真ですが


全て同一のシャッタースピードと絞りとISO感度で撮っています。
つまり僕はファインダーを覗いて切り取るだけの作業しかしていません。
なので一旦、体感的に覚えてしまえばMモードで撮るのが一番意図は反映しやすいと思います。
が、それもシーンによるのでAv、Tv,も積極的に使い分けて、本当にカメラまかせで構図に集中したいならばPモードで撮ればシャッターを押すだけでカメラが全ての値を考えてくれるので役に立つでしょう。


と・・・・まぁ書くことはこのくらいしか思い浮かばなかったのですが、Nさん、こんな感じで大丈夫でしょうか・・・・?w



花火の撮影に使った機材



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