どうもかづき(@Kazuki_K09)です。
実は――というよりBlogやYouTubeを定期的に御覧頂いてる方々はご存知だと思いますが・・・――自分、かなり面倒くさがり屋です。
の、癖して謎に手間のかかるファインパイプや皮革製品、万年筆なぞが大好きです。
なんででしょうね。
あ、それと今回から読むのに邪魔かなぁ商品リンクはブログの末尾の方に並べることにしました。
いくらくらいなんざましょ?という方は一番下までお手数ですがスクロールください。
本題の前に革ピースが六ヶ月経過しました。
どうでしょう、無しを半分に切ってマスタングペーストを追加したのですが
性質はオリーブオイルに似ているようですね。
でも財布などに使った印象としてそこまで極端に色が変わるということはなかったので相性もあるのかもしれません。
で、実際問題半年が過ぎたわけですが個人的な感想としてはマスタングペーストが最強かなといった感じです。
浸透力抜群ですし、少ない量で良く塗布できます。変な艶も出ないし好みです。あくまで自分の用途にあっているというだけの話ですがw
一応1年経ったら曲げ試験をやってみようかなぁなんて思ってます。
ちなみに三年は続けてみるつもりです(誰が見るんだ・・・)
ジンワリ変わっていく感じがたまらない。
日の当たらない外ポケットの内側と日の当たる外側の部分の色が既にこれだけ変わりました。
夏の日差しでじわじわエイジングしています。
こちらは五ヶ月前に購入したユニックマスターLファスナーとちょっと前に購入したユニックツインコインケースです。コインケースは買って日が浅いため、そんなでもないですが長財布の方は色も若干濃くなり艶が凄く出てきました。
・・・ヌメ革のLファスナーは母に再びカード入れとして使ってもらおうかなw
最近持ち歩くことが多い皮革製品はこんな感じです。どれもこれも使いやすくて重宝してますし、何より『あれ?買った時と変わってきてるな』と、ふとした瞬間に気づいた時に愛着が一層わく感じもたまりません。基本的に乾拭きとブラッシングしかしていませんが綺麗にエイジングしていってくれています。
ヌメ革カバーもいいけれど・・・本体もすごい
上に写っているほぼ日手帳。
ヌメ革も真っ白だったのにいつの間にかエイジングしていい感じになっています。
たった半年しかたってないのにずいぶん変わったなぁ、と思います。
で、拡大してよーく見ると実は万年筆が刺さっています。
これ、ペン習字ペンというパイロットの激安万年筆なのですがEFニブということもありボールペンからの乗り換えにもいいかなぁと。
で、万年筆の話は次回にするとして
ほぼ日手帳で使用されている紙って異様に薄いですよね、これ、こんな紙を使っています。
Tomoe River、 トモエリバー、巴川 と万年筆 | 栄紙業株式会社
トモエリバーの手帳用というグレードの紙なのですがこれがまた良く出来てまして・・・
いっかい水性ペンで絵を書いたり筆ペンで書いたりしたんですけど、まったくこれが裏抜けしないんですよ。
はい?って感じ。
カバーもすごいですが本体の紙もすごい、書き味もいいしすごい、とにかくトモエリバー手帳用っていう紙すごい。
なのでこれは万年筆も行けるよなぁと思ってみたら行けました。
ググるとLAMYのSafariを愛用している方が沢山いるようなので自分もLAMYをぽち・・・
る前に一応昔は一度使ったけれど今は使っていない万年筆に自分が慣れられるかどうかを見極めるためにペン習字ペンを購入しました。
結果、非常に良かったので無事LAMYのSafariと・・・コンバーターをポチ。
そう・・・
コンバーターをポチったということは・・・・
インク、別に購入したんですよねって話になりますよねw
今は背中だけですが次回お披露目をば。
実はインクだけ先に買ってたんですよね、アホか自分。
このインク、知人が使っていて素敵だなこのシリーズの発色は・・・ということで謎にインクだけ先に買ってましたw
そしてちょっと後半の話が長くなりそうなのでここで今回出てきた商品のリンク一覧を並べておきますね。
さて、ここまで書いてタイトル回収していない事に気がついたのでタイトル回収をば。(すげー長いですよw)
革製品って手間がかかるじゃん、やだよ、フェイクレザーとか合皮で十分だよ、って方も沢山いらっしゃると思います。
たしかにまぁごもっともなんですが、革って手間が掛かるものじゃなくて手間を掛けるものなんじゃないかなぁって思うんです。
手間暇も含めて革製品の魅力なんじゃないかと。
手間が楽しいんですよ、凄く。
そうゆう所に魅力を感じるあたりオッサンになりつつあるんだなぁと思ったりしますがw
これってパイプや煙管、万年筆や炭素鋼の包丁など『今はもっと便利なものがある』道具全般に言えると思うんですね。
便利なものは便利なんだけど、やっぱり味があるし手間がかかる代わりにその分便利なものには無い魅力があるんですよ、そうゆうものって。
ちなみに自分はセミデジタルネイティブ世代です。
小学校高学年あたりに親の仕事柄、本当に黎明期にダイヤルアップ接続(接続音ががーぴょろろろろーびごんびごん、ぶーーーざざざざっていうやつ。)がうちに来て、そのはるか前にはPC-8002なんぞを使って遊んだりしていました。
今ブログを書いているのはMBPR15なんていう正にハイテク機械です、こんなスペックのモンスターがこんなに早く登場するなんて10年前の人々は夢にまで思っていなかったでしょう。
携帯電話も便利になりました、最早10年前のコンピュータなんか真っ青のスペックです。
でも、そんななかでもアナログにはアナログのいいところがあります。
自分は最近になって手紙を書くようになったのですが、やはりメールなんかでは表現できないインクの濃淡や手描きのあたたかみがあります。
ナイロンや合皮など、優れた素材もありますがやはり本革、それもフルベジタブルタンニングレザーにはそれらにはないエイジングという大きな魅力があります。
デジタル時代に突入すると同時に大量消費時代に入りました。
とにかく直すのならば新しい製品を買ってしまう、そして、むしろ修理するより新しいものを買ってしまったほうが結果的にコスパが高い。
そんななかで、万年筆や革製品、昔ながらのメカ製品は修理ができます。
修理ができるということは何年も何年も使えるということです。
そもそもの耐用年数も消耗して捨てられる前提の商品とは想定年数が違うので長持ちします。
ただ、メンテナンスフリーではなかったり手間がかかるのですが、手入れも楽しい。
楽しんでたら「あ、そういやこれ、何時から使ってたんだっけ?」なんて思い出せなくなるほど一緒にいて、自分に馴染んでるなんてことも。
ちょっと買う時は高いなぁとか思うかもしれませんが、長く使えばちょこちょこ変えるよりお得だったりしますし、なにより自分が本当に好きなモノを長く使えるというのは楽しいことです。
と、最近思うようになってからある程度手間がかかるものでも買ったり使ったりすることに抵抗がなくなりました。
最後まで読んでくださった方がいらっしゃるか分かりませんが、どうでしょう。
面倒くさいもの、使ってみませんか?
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