土屋鞄製造所のLファスナー革財布


どうもかづき(@Kazuki_K09)です。
今日は最近エイジングしてきたこれ。

前回のマスタングペーストの時にも登場した土屋鞄製造所のヌメ革 Lファスナー【楽ギフ_包装】です。

前回の記事でもちらっと書きましたが・・・
このLファスナーにはまことしやかにささやかれるある噂があります・・・・・








顔料厚塗りでエイジングなんかしない?


そう、その噂とはヌメ革はオークのこの薄い色も染色ではなく顔料で塗装されているというのです。
まじかよ?と思ったのですがどうやら本当のようです。
世代別というかロット別に結構差はあるみたいですが、とある時期を境に顔料を多く使った革が出回ったようで

土屋鞄のヌメ革=顔料厚塗りでエイジングもしなければ水すら染み込まないヌメ(笑)革。

なんて言われたりしています。
もちろんそうゆう個体も確かに存在していますし自分もその個体を引きました。
ただ、そうじゃない個体のほうが多いのでしょうし、結構ゆっくりなだけで数年使っていると穏やかにエイジングしたりするようですよ。
ちなみに顔料が嫌ならリムーバーで剥いじゃえばいいんです、大した値段でもないのでチャレンジしちゃいましょうw

ちなみにナチューラとコンフィオ以外は概ねエイジングする革のようです。
確かにユニックマスターLファスナーもしっかりエイジングしてますしトーンオイルヌメ・ジップトップショルダーもエイジングしていますので・・・
所謂、地雷なのはナチューラとコンフィオヌメ革を使ったシリーズなんでしょうね。




エイジングしないとダメなの???


そもそもの問題がこれw
エイジングしないとダメなのか?っていう話です。
僕は革製品は使っているうちに風格が出る時間がたつほど風格が出るんだよ、だから乱暴に扱わないで大事に長く使いなさいなんていう祖母の言いつけ通り風格、所謂エイジングですよね、これを楽しみに使うのでエイジングして欲しい派ですし
革製品の醍醐味はエイジングだと思っています。



そう思っていない人も現代はかなり多いですよね、ビニールや人工皮革などに生まれた時から親しんでいる人は使い込むことは経年変化ではなく経年劣化と捉えてる人が多いです。
って考えると、艶が出たり色が深まったりっていうのも劣化としか捉えられないんでしょうね。

それらを加味すると、もしかしたら金額も普通の人が何となく使ってみようかな程度で買える値段のヌメ革 Lファスナー【楽ギフ_包装】では
へたにグングンエイジングするより穏やかにエイジングしてエイジングした時には使っている人の革の知識も増えててエイジングに理解が深まっているっていう方が確かに良いのかも。
問題になっているのは全くエイジングしないロットがあることと、そのロットを出荷していた時期に『自分好みに味を出す財布』なんていってエイジングを全面にだしたLOVEファスなんていうページを出しちゃったからですねきっと。
今はLOVEファスのページは消えています。



でも最近は全くエイジングしない厚塗りではなくなったんでしょ?


はい、そのとおりです。
ちなみに手前が最近の厚塗りじゃなくなったというのを確認&友達に使ってもらってエイジング検証するために購入した最新ロットのLファスナーです。
これを見てもビニールみたいな顔料のつやというか、そうゆうのはないですよね。
ちなみに水じゃあれなのでマスタングペーストを塗ってみたのですがきちんと浸透しましたよ。

ちなみに上の写真の奥のLファス、左の写真の左側のLファスは自分のものです、手前と右側のは友達にプレゼントする新しいLファスです。
どうでしょう、自分のは色も濃くなってビニールとは違うヌラっとした艶も出ていますよね。
これが進んでいくと琥珀色、もしくは飴色にエイジングしてなんとも言えない深い艶に深化していきます。









最後に


こんかい購入した個体でもそうですが、公式ホームページのLファスの写真も最近差し替えられたのです。
それらを見ると明らかに今までのものと表面が違ったんですよね。
なので今回、ちゃんとエイジングしそうだなと思って購入して友達にエイジングしてもらうわけですが
いい感じになってくれるといいですね。

ちなみに、あまりにエイジングしない、水が全く染み込まないほど顔料が塗られている人は自分で顔料をリムーバーなどで剥いでしまうのもいいですが
土屋鞄さんに物自体を持っていく、もしくは郵送してみてもらうことによってちゃんとエイジングする個体に変えてもらうことも出来るようですよ。
僕は面倒なので自分ではいじゃいましたがwwww







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